2014年2月9日日曜日

【W2K8R2】SNMP管理①《エージェントのインストールと設定》

WindowsServer2008 R2に標準のSNMPエージェントのインストールと設定を実施。


◆〈〈〈 SNMP解説 〉〉〉---------------------------------------------------------------------------

SNMP:
  ・ TCP/IPプロトコル群 のアプリケーション層で動作する簡易ネットワーク管理プロトコル。
  ・SNMP機能(2つ)
   「SNMPエージェント」:ネットワーク上でデータを蓄積
   「SNMPマネージャ」:蓄積データを収集・管理
  ・SNMPマネージャ-SNMPエージェント間の動作(3つ)
   「情報取得」:SNMPマネージャが情報取得要求、SNMPエージェントが情報(MIB)を報告。
   「情報設定」:SNMPマネージャが情報設定要求、SNMPエージェントが設定結果を報告。
   「事象通知」:SNMPエージェントが発生事象自律通知、SNMPマネージャが事象を受領。

WindowsのSNMP実装:
  ・Windows では、SNMPがOSの標準機能として実装。
   「SNMP Service」:Windows標準の「SNMPエージェント」
   「SNMP Trap Service」:SNMPマネージャを補助するWindowsサービスプログラム
    SNMP Trapメッセージを受信したらSNMPマネージャに転送


◆〈〈〈 環境 〉〉〉---------------------------------------------------------------------------
  OS:WindowsServer2008 R2 64bit (フルインストール)
  コンピュータ名:Server1
  コミュニティ権利:読み取りのみ
  コミュニティ名:public
  SNMPマネージャーコンピュータ名:OPManager


◆〈〈〈 手順 〉〉〉---------------------------------------------------------------------------

1. 『 スタート 』『 管理ツール 』『 サーバーマネージャーを選択。

2. [ サーバーマネージャー ] 画面が表示。

  機能 :『 機能の追加を選択。



3. [ 機能の選択 ] 画面が表示。

  機能 :『 SNMPサービスをチェックし、『 次へをクリック。



4. [ インストールオプションの確認 ] 画面が表示。

  『 インストールをクリック。


5. [ インストールの結果 ] 画面が表示。

  『 閉じるをクリック。



6. 『 スタート 』『 管理ツール 』『 サービスを選択。

7. [ サービス設定 ] 画面が表示。

  『 SNMP Serviceを選択後、右クリックして『 プロパティを選択。



8. [ SNMP Serviceのプロパティ ] 画面が表示。

  セキュリティタブで、『 認証トラップを送信するをチェック確認し、受け付けるコミュニティ名『 追加をクリック。



9. [ SNMPサービスの構成 ] 画面が表示。

  コミュニティの権利『 読み取りのみを選択、コミュニティ名『 publicを入力後、『 追加をクリック。

 

10. [ SNMP Serviceのプロパティ ] 画面に遷移。

  『 すべてのホストからSNMPパケットを受け付けるをチェックし、 適用をクリック。
 
 

11. [ SNMP Serviceのプロパティ ] 画面に遷移。

  トラップタブで、コミュニティ名『 publicを入力し、『 追加をクリック。
 



12. SNMPサービスの構成  画面が表示。

  ホスト名、IPアドレスに、『 OPManagerを入力し、『 追加をクリック。

 


11. [ SNMP Serviceのプロパティ ] 画面に遷移。

 『 適用をクリックし、『 OKをクリック。
 



 ★SNMPエージェントのインストール・設定完了。

 次回は、?
 (SNMPマネージャー)。。。。